会社や上司への不満、溜まっていますか?
「こんなに頑張っているのに、認めて貰えてない。」
「適正に評価されていない。」
そんな風に感じて、仕事に対するモチベーション、下がっていませんか?
頑張っても、目に見える形で評価・還元されなければ、日々の仕事に対する意欲も下がっちゃいますよね。
もっと待遇が良いところへ。
もっと自分の能力を活かせて、評価されるところへ。
新しい転職先を探したい気持ちになることもあるでしょう。
自分にぴったりな社風や社内システムを持つ会社と、運よくご縁が繋がることも十分ありえます。
けれど、今抱えているその悩みは、会社を変えれば解決する問題でしょうか?
自己評価と他己評価のギャップ
・無遅刻、無欠勤でコツコツ丁寧に仕事をする人。
・仕事が早くて、良い結果を出している人。
・ミスをしたら、反省して、二度と起きないように努力する人。
あくまで一例ですが、同じ“仕事”をする人であっても、いろんなタイプの人がいるものです。
それと同じように、会社側の評価基準も、会社や担当者によってさまざまです。
明確な数字をもとに評価する会社もあれば、
毎日コツコツがんばっていることを評価する会社や
ミスがあっても、真摯に努力する姿勢を評価する会社もあります。
だけど、
「自分に対する評価が適切ではない、還元されていない」
そう感じているとするなら、
自己評価と他己評価の評価基準の間に、大きなギャップがあるかもしれません。
「がんばっている」は、当たり前のこと?
会社は、誰かにお願いしたい仕事があるから、人を雇っています。
その仕事をしてもらう対価として、お給料を払っています。
自分が思う「がんばっている」は、もしかすると、
会社側からすると、あなたにお願いした仕事=お給料分の範疇なのかもしれません。
受け取りたいなら、与えることから始めること。
仕事を探すとき、福利厚生や年間休日、昇給制度、賞与、、、、など
会社が与えてくれる条件ばかりを見ていませんか?
もちろん、それも働く会社を選ぶときの大切な要素です。
けれど、「会社から受け取るもの」ばかりに焦点を当てていると、転職して会社が変わったとしても、自分の欲しいものが、欲しい形で与えられなかったとき、また同じように「適切に評価されていない、還元されていない」という問題が再び顔を現すのです。
「受け取る」という受け身のスタンスから、能動的に「与える」スタンスにシフトする。
たったこれだけで良いのです。
会社や取引先、お客様。
相手にとって自分ができることは何だろう?
そう考えて、行動する。
自分の仕事の範疇を超えたところに、他者からの評価が生まれるのです。
自分軸で、選ぶ。
「受け取るもの」を基準にして、自分の行動や選択を決めていく限り、常に周囲や外部からの状況に振り回される結果になります。
「受け取りたいもの」が受け取れなくなった時や、違うものを与えられると、そこに満足できなくなってしまうからです。
「自分ができること」「自分が与えられること」や「これからできるようになりたいこと」「やりたいこと」といった、自分軸で行動し、選択してくことで、「認められていないと感じる問題」から解放されるのです。
それは、「与えてくれる場所」を探し、さまよう生き方から、
「自分が居たい場所」を自分で選ぶ生き方へシフトチェンジする第一歩になるのです。