最後に立ち止まって夕日を眺めたのは、いつのことでしょうか?
効率化されていくのに、いっそう忙しくなる日常
科学技術は急速に進化を続け、私たちの生活はどんどん効率的で快適になりました。
それなのに、時間は忙しなく過ぎていき、いつも何か”やらなくてはいけないこと”に追われているような感覚がするのは、なぜでしょうか。
情報が溢れ、欲しいものはすぐに手に入れることができる。
それなのに、心は満足せず、またすぐに新しいものが欲しくなるのは、なぜでしょうか。
便利で快適であることが当たり前になった生活。
周囲の人と同じ生活様式、生活水準を保つため
満たされない心の隙間を埋めるため
この便利で快適な、「当たり前の生活」を維持するために、私たちは日常に忙殺されているのかもしれません。
心を豊かにするもの
便利さや快適さ、モノが私たちの心を豊かにするのではなく、そこから生まれた「ゆとり」こそが、小さな幸せを感じ取る余白となって、私たちの心を豊かにしてくれるのではないでしょうか。
田舎にいくと、ほっとする。
懐かしいような、心が癒されるような感覚になります。
それはきっと、私たちの心が、その「ゆとり」を必要だと知っているから。
不安にさらされ、混沌とした時代の変革期だからこそ、私たちは、自分たちの心を守る必要があるのではないでしょうか。
都市と地方を繋ぐ、新しい生き方を作り出すプロジェクト
HAKUTAIでは、都市と地方を繋ぐ、新しいライフスタイル、新しい働き方を作り出すためのプロジェクトをスタートしました。
都市で働くこと。地方で働くこと。
どちらかに偏りすぎず、心を豊かにしながら働く仕組みを築きます。
【都市で働くメリットとデメリット】
それは、多様な刺激をうけ、さまざまな人と関わることができること。
急速に展開していく社会の情報を、いち早くキャッチできること。
その反面、情報が溢れ、長い時間、不安や緊張にさらされてしまうため、心が疲弊しやすくなります。
【地方で働くメリットとデメリット】
自然に触れ、ゆるやかな時間の流れを感じることができること。
丁寧な暮らしから、いまあるものの大切さに気がつき、心を健やかに保つことができます。
その反面、過疎などの影響により、仕事そのものが少なかったり、産業が発展しづらく、生活するための収入を得ることが難しい場合があります。
離島プロジェクトが目指すもの
私たちは、このプロジェクトを通して、
・先端技術を駆使して、地方滞在しながら仕事ができる仕組みを作ること
・地方に産業を作り、継続的な運営で、地域に貢献すること
これらを実現したいと考えています。
そして、地方に息づく自然の恵みや豊かさを守り、心の故郷を作ります。
大阪と、長崎県納島を拠点に
都市と地方を繋ぐ拠点は2つ。
・大阪府大阪市にある福島区
・長崎県小値賀(おぢか)島のひとつ、納島(のうしま)
この2つ拠点をベースに、離島プロジェクトを進めていきます。
今回は、Noushima Project #1として、プロジェクトの背景やコンセプトをご紹介しました。
今後も、ここでNoushima projectについてレポートしていきますね!
次回は、長崎県小値賀島・納島についてご紹介します♪